Webコンテンツのさらなる運用管理効率化を実現するCMS eZ Publish 4.1がリリース 〜Oracle Databaseの利用も可能に〜
株式会社ミツエーリンクス(本社:東京都新宿区)と共同で日本オフィスを運営するeZ Systemsは、2009年3月18日(日本時間)、Webサイトをより強力に運用するための機能を備えたeZ Publish 4.1をリリースいたしました。eZ Publishは柔軟なコンテンツ管理フレームワークとして知られており、ビジネスに欠かせないWebサイトの発展的な運用をサポートします。また、サポートメニューとしてのソリューション ‐ eZ Publish Premiumにより、パッケージソフトウェアであるeZ Publishの保守・保証のサービスを提供しております。今回リリースしたeZ Publish 4.1は、企業Webサイトの運営において重要なポイントとなるユーザーエクスペリエンス、スケーラビリティ、そしてパフォーマンスの3点にフォーカスをあてています。eZ Publish 4.1の追加機能は、出版業界や金融業界においてeZ Publishが利用された中で要望され実装した機能を反映しております。
「我々のゴールへの道程において、このeZ Publish 4.1はとりわけ大きなマイルストーンの一つです」。とeZ SystemsのCTOであるBård Farstadは述べています。「ユーザービリティとパフォーマンスの改善、およびマルチプラットフォームへの対応は、Webを運営する企業ユーザーに、より大きな効率化を提供します。顧客との対話は新たな機能要件をeZ Publishに投げかけ、それらの要望をオープンソースビジネスモデルが迅速に実装へと進めていきます。eZ Publish 4.1では、このような現場での要望から生まれた機能拡張が反映されており、eZ Flowの新バージョンもこの過程の産物です。そして、これらの追加機能はデジタルメディアで数多く利用された実績を持つeZ PublishのエンタープライズCMSとしての位置付けをより強固なものにするでしょう」。
より高い効率化をもたらす新ユーザーエクスペリエンス
eZ Publish 4.1では、ワープロ感覚なページ作成を実現するOnline Editor(5.0)が標準バンドルされています。さらに、この新しいXMLエディタを活用することにより、CMS構築によるサイト運用においてニーズが高まっている、よりユーザービリティのよい、アクセシブルなページの構築を実現することが可能です。また、eZ Publish 4.1は、複数の記事や画像、動画といったコンテンツデータ群をWebブラウザから一括投入するマルチアップロード機能を提供いたします。これらの新しい機能追加に加え、eZ Publishのポータル管理ツールであるeZ Flowの新バージョンで装備された機能が、記者やジャーナリスト、そして編集者によるコンテンツ管理を今まで以上に効率的にサポートします。
複雑なワークフロー、そして、より高スケーラビリティへの対応
eZのエンタープライズ検索エンジンであるeZ Find 2.0のリリースから1カ月後に、このeZ Publish 4.1をリリースする展開は、日々拡大するWebソリューションへの要求に迅速に対応するeZ Systemsのオープンソースカンパニーとしての意思表明でもあります。今回eZ Publishに追加されたコンテンツ管理機能により、従来のeZ Publishよりもさらにレベルの高いワークフローの実現を可能にしており、コンテンツ管理フレームワークとしての柔軟性をより高めています。今回のキャッシュシステム改善により、アクセスの多い高トラフィックなサイトに必須のクラスタリング対応も踏まえて、エンタープライズCMSとしてのパフォーマンスの向上を実現しています。以上の拡張に加え、OracleデータベースとOpenSolarisについて公式に対応したことにより、eZ Publishが現在のビジネスシーンにおいていくばくかの寄与ができればと考えております。
eZ Publish
エンタープライズ向けWebCMSとしてeZ Publishは世界中で多くの実績を持っております。また、多様化するWebサイトに対応するための柔軟なコンテンツ管理フレームワークでもあります。
http://ez.no/jp/ezpublish
eZ Systems ASについて
eZ Systems ASは、オープンソース・コンテンツマネジメントシステムであるeZ Publishの開発元です。1999年にシーエン(ノルウェー)に創立されました。
eZ Systemsは、オープンソースソフトウェアの開発元であるとともに、サポート、コンサルタントサービスを行なっています。3万人を超えるコミュニティに支えられ、欧米のオープンソース・コンテンツマネジメントシステム界を代表するシステムに成長しています。今日では、エンタープライズ・コンテンツマネジメントシステムとして、大規模Webサイトへの導入をサポートし、機能、拡張性、パフォーマンスともにエンタープライズレベルであることを実証しています。
eZ Systems ASについての詳細は、以下のWebサイトよりご覧いただけます。
eZ Systems AS Webサイト:http://ez.no/jp
株式会社ミツエーリンクスについて
ミツエーリンクスは、1990年というIT分野の黎明期ともいえる時期から、ITビジネス支援事業としてデジタルコンテンツを中心としたユニークなサービスを展開、数多くの実績を誇る国内屈指の「インフォメーション・インテグレータ」です。企業に求められるさまざまな要件について、顧客企業様の経営戦略に基づくコンサルティング、マーケティング、分析、プランニング、設計・構造化、デザイン、制作、大規模アプリケーション開発、顧客コミュニケーションの計画・展開およびサイトの運用・保守にいたる包括的なサービスを提供しています。これらのサービスは当社独自の方法論に基づいて提供されます。これによりすべてのサービスの有機的な統合、一貫性を保持したプロジェクト・マネジメント、プロジェクト・リスクマネジメント、ユーザビリティ・マネジメントを実現可能にしています。
ミツエーリンクスは、次の国内外規格を取得しています。
- 品質管理の国際規格 ISO9001
- 環境管理の国際規格 ISO14001
- 情報セキュリティ管理の国際規格 ISO27001
- 情報セキュリティ管理の適合性評価制度 ISMS
- プライバシーマーク制度
- CMMI(Capability Maturity Model Integration)レベル2 達成
また、次の国内外規格に準拠しています。
- 苦情対応マネジメントシステム国際規格ISO10002
- コンプライアンスマネジメント規格 ECS2000
- 人間中心設計(ユーザビリティ)の国際規格 ISO13407
- 労働安全衛生マネジメント規格 OHSAS18001
弊社についての詳細は、以下のWebサイトよりご覧いただけます。
ミツエーリンクスWebサイト:http://www.mitsue.co.jp/
〔商標〕
記載されている会社名、製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
問い合わせ先
eZ Systems AS
「eZ Systems Japan」マーケティング担当
藤田 拓 (フジタ タク)
e-mail:info.jp@ez.no
株式会社ミツエーリンクス
広報担当
野中 太郎 (ノナカ タロウ)
TEL:03-3344-7470
FAX:03-3344-7402
e-mail:release@mitsue.co.jp