ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)2.1への標準対応の開始について
株式会社ミツエーリンクス(東京都新宿区、代表取締役・髙橋 仁、以下ミツエーリンクス)は、ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)2.1がW3Cより勧告されたことを受け、制作物のさらなる品質向上を目的として、WCAG 2.1を用いた標準対応を開始することを決定しました。
ミツエーリンクスは、アクセシビリティをあらゆるWebコンテンツに必要不可欠な品質と考え、2010年よりWCAG 2.0の適合レベルAに準拠したコンテンツの実装・検品を「標準対応」と称し、ご提供してきました。
WCAG 2.1では、WCAG 2.0の内容に加え新たにモバイル、弱視、認知・学習障害への対応が強化されています。対応開始後においては、お客様に特別のご負担をいただくことなく、WCAG 2.1の適合レベルAに準拠した制作物をご提供します(音声や動画といったメディアファイル、PDFコンテンツや特殊な要件を伴う一部の例外を除く)。
対応開始日
2018年10月1日
対応開始日までは従来通り、WCAG 2.0を用いた標準対応をご提供します。
また標準対応とは別に、WCAG 2.1を用いたWebアクセシビリティ診断やコンサルティング、自社ガイドラインの更新等を必要とされるお客様につきましては、本日より対応を開始しますので、是非お問い合わせください。
ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)とは
さまざまなWeb技術の標準化を推進するW3Cが、Webコンテンツのアクセシビリティに関して策定したガイドラインが、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)です。適合するための達成基準としてA、AA、AAAの各レベルが定義されており、中でもレベルAはWebコンテンツに必要最低限のレベルと位置付けられています。
WCAG 2.0は2008年に勧告され、2012年にはISO/IECの国際規格(ISO/IEC 40500:2012)となりました。日本における公的なWebコンテンツのアクセシビリティ規格、JIS X 8341-3は2016年の改正によってISO/IEC 40500:2012と一致規格となったことから、技術的にWCAG 2.0と同じ内容となっています。
今後はWCAG 2.0のみならず、広く世界中でWCAG 2.1が用いられることでしょう。
株式会社ミツエーリンクスについて
ミツエーリンクスは、顧客企業さまのビジネスを持続的発展に導く、国内屈指のコミュニケーション・デザイン・カンパニーです。
1990年というIT分野の幕開けともいえる時期から、デジタルコンテンツを中心に、当社は数々のユニークなサービスを提供してきました。
顧客企業さまのマーケティングやブランディングをデジタルメディアで実現し、また継続的に改善し続けるべく、コンテンツ(映像・音声を含む)およびUIの企画・設計・実装、Webサイトの構築・運用を中心に、システム開発、アプリケーション開発、アクセシビリティ/ユーザビリティの向上、アクセス解析に至るまで、様々なサービスを包括的に提供しています。
ミツエーリンクスは、高い技術品質、プロセス品質、サービス品質と共に一連のサービスを有機的に統合し、機能的価値と情緒的価値に変換することで、企業・社会活動に貢献します。
また、ミツエーリンクスは、次の国内外規格を取得しています。
- 品質管理の国際規格 ISO9001※
- 情報セキュリティ管理の国際規格 ISO27001/ISMS※
- プライバシーマーク制度
- CMMI(Capability Maturity Model Integration)レベル2 達成
- ※ 認証事業所:本社
当社についての詳細は、以下のWebサイトよりご覧いただけます。
ミツエーリンクスWebサイト:https://www.mitsue.co.jp/
〔商標〕
記載されている会社名、製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
この件に関するお問い合わせ先
株式会社ミツエーリンクス
広報販促部
三宅 祐子(ミヤケ ユウコ)
TEL:03-5937-2891
FAX:03-5937-9039
e-mail:release@mitsue.co.jp