リモート・ユーザビリティテスト
地理的・物理的な制約に囚われないテスト実施に
リモート・ユーザビリティテストは、ユーザーに自宅のパソコンやスマートフォンからWebサイトを利用してもらいながらテストを行なうWebユーザビリティ調査手法です。オンラインで実施するため、スタジオでのテストでは難しかった地方都市のユーザーの獲得が可能になり、また、お客様もオンラインでインタビューの様子が観察できるなど、スタジオでのテストとは異なる様々なメリットがあります。
サービス概要
ビデオ会議システム(Zoomなど)を利用して、オンラインでユーザビリティテストを実施します。画面共有機能を通したWebサイト利用行動の観察やインタビューを行うことで、Webサイトに潜むユーザビリティ問題の発見・考察を行います。
サービス特長
対象となるユーザーは全国に
スタジオでテストを実施する場合、ユーザーには会場まで来ていただく必要があるため、会場の近隣県に居住しているユーザーのみに対象が限られるという制約がありますが、オンラインでの実施の場合は、ユーザーは自宅からテストに参加できるため、日本全国のユーザーが対象となります。ビジネスターゲットとなる地域に向けたサービスのテストや、交通や移動上の制約があるユーザーに対するテストなど、これまでよりも実施の幅が広がります。
「普段通り」という“リアル”なデータ
テストに参加するユーザーは、自宅というプライベート空間からオンラインで参加し、ユーザーが使い慣れているデバイスやブラウザでWebサイトの操作を行うため、普段の利用状況に限りなく近い状況での行動を観察できます。普段通りの状況で得られたデータは、まさにユーザーの“リアル”な状態といえるでしょう。
ユーザビリティの専門家がインタビュー品質を担保
インタビュアーは、スタジオまたはオンラインにおいて年間100回以上インタビューを実践しているUX/ユーザビリティの専門家です。オンライン環境でのテスト実施においても、Webサイトでのユーザー行動をリアルタイムで把握しながら、的確なインタビューを行います。
お客様も遠隔で観察が可能
お客様には、ビデオ会議システムを介して遠隔でテストの様子をご見学いただけます。セッション間にはインタビュアーと直接コミュニケーションを取ることも可能ですので、スタジオにお越しいただく場合と同じく、意思疎通をはかりながらのインタビュー進行が可能です。
サービス詳細
テスト計画
貴社のビジネスゴールや課題をヒアリングさせていただいたうえで、テストにおいて明らかにすべきことを明確化し、具体的なテストプランへの落とし込みを行ないます。
参加者のリクルーティング
ユーザビリティテストにおいてもっとも大事なのは、いかに実際のターゲットユーザーに近い属性の対象者をリクルートできるかです。テストの対象者リクルートに関しても、ご要望をお聞きした上で、対象セグメントの設定や、条件に合った参加者を抽出するためのスクリーニング調査票の設計を行ないます。
リモート・ユーザビリティテストでは、日本全国のユーザーがリクルーティングの対象となります。
テスト前確認
参加者のネット環境のチェックやビデオ会議システムのセッティングを事前にしっかりと行い、円滑なテスト進行を担保します。
テスト実施
テストの進行は、ユーザビリティの専門知識を有するインタビュアーが担当いたします。テスト実施中の参加者の画面操作の様子、インタビュー音声などは、動画データとしてご納品いたします。
レポート作成
テストで得られたユーザの行動・発言などのデータをもとに、専任のアナリストがユーザビリティの観点から解説・考察を加えて、レポートを作成いたします。問題点の解説においては、ページをキャプチャしてわかりやすく図解いたします。また、改善策もあわせてご提示いたします。
サービスフロー
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目的、内容のヒアリング
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現状把握と対象ページなどの要件定義
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テスト計画
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参加者のリクルーティング
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テスト実施
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データ分析、レポートの作成
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ご報告
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(オプション)説明会
サービスに関するお問い合わせ・ご相談・お見積もり依頼
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