2000年度 CSR活動報告
2000年度 目標達成状況
対象 | テーマ | 目標 | 達成状況 |
---|---|---|---|
環境経営 | 環境マネジメントシステム | 山新新井薬師駅前ビル、NKビルのISO14001の認証取得完了 | ○ |
環境教育 | 教育啓発体制の構築 | ○ | |
グリーン調達 | グリーン調達基準の策定 | ○ | |
オフィス用品グリーン購入の拡大 | × | ||
商品・サービス | 環境に関する案件の割引サービス | 割引サービスの開始 | × |
事務所 | 廃棄物削減 | 全事業所で発生する可燃ごみの削減 | ○ |
一人当りの年間排出量10%削減(1999年度比) | ○ | ||
全事業所で発生する不燃ごみの削減 | ○ | ||
一人当りの年間排出量10%削減(1999年度比) | ○ | ||
全事業所で発生する廃棄物の適正処理 | ○ | ||
普通紙の使用料の削減 | 全事業所で使用する普通紙使用料の削減 | ○ | |
一人当りの年間排出量10%削減(1999年度比) | ○ | ||
省エネルギー | 全事業所を対象とした電気使用料の削減 | ○ | |
一人当りの年間使用料10%削減(1999年度比) | ○ | ||
コミュニケーション | 情報公開 | 外部へ環境情報を3ヶ月に1度メール配信 | ○ |
社会との共生 | 環境関連団体への寄付(毎年) | ○ |
2000年度 実績
環境マネジメントシステムの構築(ISO14001の認証取得)
当初の計画どおりの日程で準備を整え、大きな指摘事項もなく審査を完了しました。そして2001年1月29日に山新新井薬師駅前ビル、NKビルにおいて認証が取得できました。
環境教育
環境管理責任者がフロア環境責任者、部門環境責任者を教育し、各責任者は自己が管轄している従業員に対して自覚教育・手順教育を行っています。その結果は評価とともにデータベースに記録され、全従業員が閲覧できるようになっています。
グリーン調達
グリーン購入・調達ガイドラインを作成し、選定方法を手順化、購入品目の購入ガイドラインを策定しました。現在グリーン調達の対象となっているのはOA機器、PCの他、文房具7品目です。
環境に関する案件の割引サービスの開始
環境に関連したコンテンツに対して20%の割引を実施するサービス「ECO SUPPORT 20」を販売開始しました。2000年度では受注にまでつながりませんでしたが、今後大きな市場となることが見込まれているインターネットを通じた環境報告の分野で商機が拡大することを期待しています。
廃棄物削減(目標削減率:10%)
ごみの計測はごみ袋の枚数で管理しています。2000年度は1999年度比で可燃ごみが47.2%、不燃ごみが36.3%の排出量を削減ができました。可燃ごみでは使用済みの紙や新聞、雑誌、封筒、パンフレットなどを燃えるごみとして破棄せずに、リサイクル業者への引渡しを実施し始めたのが達成の主な要因です。不燃ごみではペットボトルのリサイクル回収や、空き缶の圧縮破棄を実施し始めたことで相当量のごみの排出量が削減できました。しかし、ごみ袋を取り出したときにチェックリストに記入するというルールの浸透に問題があるのも事実であり、今後は削減意識の向上と共に手順の徹底が必要と考えています。
目標値 | 実績 | 削減率 | |
---|---|---|---|
可燃ごみ | 419.10リットル/人 | 246.06リットル/人 | 47.2% |
不燃ごみ | 293.37リットル/人 | 257.52リットル/人 | 36.3% |
廃棄物の適正処理
古紙、蛍光灯、乾電池、トナー、ダンボール、発泡スチロール、シュレッダーごみ、ペットボトル、PC、家電についてはリサイクルを実施し始めました。
普通紙の使用量の削減(目標削減率:10%)
社内的なドキュメントは両面印刷、裏紙再利用を徹底しました。その結果、全事業所で1999年度比41.8%の普通紙の使用量を削減できました。
目標値 | 実績 | 削減率 | |
---|---|---|---|
普通紙 | 20.50kg/人 | 13.25kg/人 | 41.8% |
電気使用量の削減(目標削減率:10%)
PCの省電力設定のルール化、エアコンの設定温度(夏は25度、冬は21度、春・秋は極力停止)の固定化、使わない部分の電灯をまめに切るなどの節電活動を通して、1999年度比23.2%を達成しました。
目標値 | 実績 | 削減率 | |
---|---|---|---|
消費電力 | 2657.28kwh/人 | 2267.79kwh/人 | 23.2% |
情報公開
当社と取引関係のあるお客様に対し、環境情報を3ヶ月に1度メール配信し、当社の環境への取り組みなどについての情報を公開しました。
社会との共生
2000年3月26日に、環境保全活動の一環として自然保護団体WWFに寄付を行いました。