2009年度 環境保全 目標達成状況
環境マネジメントシステムの維持
2009年度は、7月にISO9001とISO14001の統合審査を受審しました。審査の結果、マネジメントシステムの継続的改善・規格への適合性が認められました。
2009年7月 ISO9001/14001統合維持審査
- 是正処置要求(メジャー)0件
- 是正処置要求(マイナー)0件
- 観察事項(オブザベーション)4件(内訳:共通[0件] / ISO9001のみ[3件] / ISO14001のみ[1件])
主な内容
- ※ISO14001での対応:[1件]のみ記載
- 提示された改善提案の内容
- 「法規制登録簿」で特定されたその他の要求事項の表記に改善の余地あり
目標達成状況
紙の使用手順の維持、使用量の管理、2008年度より一人あたりの紙使用量15%削減
紙使用量の削減は、2007年度から継続し、重点的に取り組んだ事項です。使用手順や使用量の管理については定められたルールに従い運用されていました。しかし、削減率は1%未満という結果となり、目標を達成することができませんでした。
ただし、紙使用量の削減に重点的に取り組む以前の2006年度と2009年度を比較すると、26%ちかく削減できたという結果が得られました。
1年間の目標を達成することはできませんでしたが、長期的な視点でみると、意味のある活動をしてきたという実感が湧きます。引き続き資源の無駄づかいがされないような対策をとっていきたいと考えています。
- 紙の全社使用量[2009年1月~2009年12月](※年度の計測月は、その年の1月~12月まで)
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3.73トン
- 2008年度比一人あたりの削減率
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0.94%
ごみの廃棄手順の維持、廃棄量の管理、リサイクルの推進、可能ならば廃棄量削減施策の追加導入
ごみの分別や捨て方については、入社時のフロア案内とともに教育し、その後チェックテストを実施しています。ごみの廃棄量も2008年度とからほんの少しですが削減することができました。
従業員に廃棄手順を守ってもらうなかで、一部の廃棄場所は分別廃棄し難いという意見がありましたので、管理会社と相談し分別用ごみ箱の設置を行ないました。
ルールの周知だけでなく、環境を整えたうえでルール順守をしてもらうという対応の必要性を感じました。
電気の使用手順の維持、使用量の管理
2009年度は電気使用量の維持継続ということで、大きな施策は実施しませんでしたが、2008年度よりも使用量を20,000 kwh程削減できました。従業員一人ひとりに削減の意識が根付いてきたように感じます。
- 電気の全社使用量[2009年1月~2009年12月](※年度の計測月は、その年の1月~12月まで)
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- 電気使用量累計
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288,916 kwh
グリーン購入の実施
購買のためのマニュアルにグリーン対象商品の購入を実施するよう手順が記載されています。2009年度は常備文具品すべてに対してグリーン対象商品の購入を実施することができました。
常備文具品以外にも、なるべくグリーン対象商品を選ぶよう購入手順にて喚起していきます。
クライアントマシンのグリーン購入率100%を維持
サーバーなどの特殊な用途のパソコンを除き、クライアントマシンのグリーン購入比率は100%を維持しています。
3カ月に1度自社のホームページでの環境情報の発信
3カ月に1度の更新を実施しました。
エコキャップ推進協会への協力活動を実施
ある従業員の一声から始まったペットボトルのキャップを集める活動ですが、2009年度でまる2年の取り組みとなります。収集量を2008年度と比較すると、約2倍になっています。引き続き活動を続けていきたいと考えています。
- 送付個数
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25,960 個(ワクチン:32.5人分)
- CO2削減量
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204.44 kg
出入り業者の環境に関する意識を把握し、業者の選定を実施
廃棄物の収集・運搬、宅配便関連で、当社と契約を結んでいる取引業者およびビルの管理会社に対し、「環境マネジメントシステムへの協力依頼」を送付しました。全社に同意していただいています。
火災リスクの軽減
電気機器老朽化・漏電による火災防止のため、不要なたこ足配線がないか、電源タップ部分にほこりがたまっていないかを、ひとつひとつの机を回りチェックを行ないました。効率的なやり方ではありませんが、リスクの軽減に大きく影響する部分と捉え、定期的に行なっていくべき活動と捉えています。
災害時の安全確保連絡を徹底する
災害時の安全確保連絡の手順は、ごみの廃棄手順と同様、入社時に教育を実施しています。また、伝言ダイヤルの番号と登録する番号が記載された「災害時伝言ダイヤルシール」を全社員の社員証に貼付しています。