2015年度 品質マネジメント 目標達成状況
品質マネジメントシステムの維持
2015年度は、7月にISO9001とISO27001の統合審査を受信しました。
審査の結果、マネジメントシステムの規格への適合性と継続的改善が認められました。
審査では、マイナー不適合0件を達成し、GoodPiontも6件と前年よりも増加しました。
観察事項については改善の機会ととらえ、積極的な改善対応に取り組んでいます。
2015年7月 継続審査
- 是正処置要求(メジャー)0件
- 是正処置要求(マイナー)0件
- 観察事項(オブザベーション)11件
- うちGood Point! 6件
主な内容
- 是正ミーティングで決定した是正処置について、議事録をメール送付するというかたちで共有していたが、是正処置を確実に実施するには共有方法として不十分である。
- プロジェクト計画書には、顧客からの支給品を明記することが望まれる、など。
目標達成状況
ビジュアルデザインに関する知識向上(Web事業)
提案時のデザイン趣意書の書き方やその伝え方についてなど、ビジュアルデザインのコンセプト立案をテーマに研修とワークショップを実施しました。
JavaScriptのスキル向上(Web事業)
JavaScriptについてオンライン自習サイトを作成し、そこで対象者が各自自習をしたうえで勉強会とライブコーディングを実施しました。
ディレクターマニュアルの見直し(Web事業)
ディレクター業務における留意点や発生しがちなトラブル事例をまとめたディレクターマニュアルを作成しました。
あわせてファイルリストやスケジュールといった案件進行に使用するドキュメント様式の見直しを行いました。
検品マニュアルの見直し(Web事業)
2016年4月の障害者差別解消法施行にあわせて、検品マニュアルの改訂を行いました。
検品フローだけではなく、検品時のチェック項目を掲載することで、制作担当者にも広く検品内容を再確認できる内容となりました。
提案書の部内レビューおよび表示チェック実施率の向上(Web事業)
提案書の部内レビューの実施率はほぼ100%、表示チェックの実施率も88%を超えており、提案書内容の充実と理解しやすいプレゼンテーションの実現を目指し、レビューを強化しました。
オンサイト案件のトラブルミス削減(Web事業)
本社での検品フローを参考に、常駐先での検品実施を検討し、試行中です。
各常駐先特有の事情なども考慮し、実務に沿った検品フローの運用を進めます。
撮影手順書の作成(映像事業)
新任担当者にもわかりやすい、制作業務フローと撮影手順書を作成しました。
手順書はチェックリスト化して、9月より運用開始しています。
部内における実績共有会の開催(データアナリシス事業)
繁忙月を除き、予定していた勉強会はすべて実施することができました。
担当外の案件事例を共有することで、設定ミスなどのトラブルが軽減されました。
アウトプット品質向上/安定化を目的としたナレッジ管理プロセスの強化(システム開発事業)
ナレッジデータベースを構築し、技術情報やトラブル事例などのナレッジを登録しています。
データベースに登録することでナレッジの蓄積と共有を行い、品質向上やトラブルの再発防止が図れています。