article要素
article要素はHTML5から新たに追加された要素です。
article要素でマークアップされたコンテンツはブログサイトの1つの記事など、それ自体で完結するセクションであることを示すことができます。
article要素の中にarticle要素が登場する場合、その内容は原則、祖先として存在するarticle要素の内容に関連していることが前提です。
例えば、次に示す使用例のようにarticleタグでマークアップされたブログ記事の子孫として登場するarticle要素は、ユーザーの投稿コメントが記述されています。このようなマークアップを行うことで、そのコメントが直近の祖先要素として存在するarticle要素(記事)に対してのコメントであることを示すことができます。
article要素は、少なくとも子要素に1つ以上のh1などのヘディングコンテンツを含むべきです。また、article要素の子孫として存在していないaddress要素から著者情報を影響されることはありません。そのarticle要素の著者情報を示すためには、article要素の子孫としてaddress要素を記述する必要があります。
article要素の子要素として存在するfooter要素内にtime要素とそのdatatime属性を用いることによって、article要素の発行日時を示すことができます。
使用例
<article class="entry">
<header>
<h2>記事タイトル</h2>
<p><time datetime="2016-10-20">16/10/20</time></p>
</header>
<p>記事本文</p>
<section class="comment">
<h2>コメント</h2>
<article class="message">
<header>
<h3>件名</h3>
<span>投稿者名</span>
<span><time datetime="2016-10-20">16/10/20</time></span>
</header>
<p>コメント本文</p>
<!-- /.message --></article>
<article class="message">
<header>
<h3>件名</h3>
<span>投稿者名</span>
<span><time datetime="2016-10-21">16/10/21</time></span>
</header>
<p>コメント本文</p>
<!-- /.message --></article>
<!-- /.comment --></section>
<!-- /.entry --></article>
使用可能な属性
- 全てのグローバル属性
コンテンツカテゴリ
- フローコンテンツ
- ただしmain要素を子孫にもたない
- セクショニングコンテンツ
- パルパブルコンテンツ
子要素にしていい要素の種類
- フローコンテンツ
親要素にしていい要素の種類
- 子要素にフローコンテンツが期待されているすべての要素
仕様書と策定状況
最終更新:2016年9月2日
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