年末のご挨拶
代表取締役 髙橋 仁2005年も押し迫り、あとわずかになりました。顧客企業様には日頃ご愛顧いただき誠にありがとうございます。深くお礼を申し上げます。
本年は、景気動向も上向きビジネスがやりやすい年でありました。そうしたタイミングの中で8月に本社移転を果たし、西新宿の高層ビルに入居できたことは、市場からの信頼を増大することとなり、結果としてさらにビジネスが加速するという幸運に恵まれました。
技術側面
まず、技術側面に関しましては、昨年来、Web標準の有用性を掲げて参りました。社内での技術水準向上もさることながら、さらに市場理解を促すため、優れた海外書籍の翻訳作業に参加させていただきました。本年、すでに2冊(「Web標準デザインテクニック即戦ワークブック」、「スタイルシート スキルアップ・デザインブック I」)が出版されており、来年の春頃までにさらに2冊を予定しております。また、Web標準Blogを2月より開始し、海外におけるWeb標準の動向を翻訳し提供するという地道な活動を続けてきました。
構築技術
構築関連においては、書籍「Webディレクション標準ガイド」の出版をお手伝いさせていただきました。考え方のみならす、弊社が長年培ってきたテクニカルなノウハウも提供させていただきました。また、リッチコンテンツ関連での活動といたしましては、米国で毎年開催されるSIGGRAPH出展を果たし技術力の向上とスタッフへの刺激づくりに力を入れて参りました。結果、Favourite Website Awards(英国)、4EFX(ブラジル)、東京インタラクティブ・アド・アワードにおいて賞をいただける段階に達しました。
新サービスに関して
新サービスに関しましては、9本のサービスをリリースいたしましたが、特に音声、動画系のサービスが市場に受け入れられたという点で、弊社としては非常に大きな前進と言えるでしょう。Podcastサービス、Videocastサービスは、時代背景と長年培った弊社の得意とする分野が重ねあい、リリース直後よりお問い合わせが殺到いたしました。また、国内はもとより海外のサービスのサポートもすでに開始しております。
今後の課題
今年を新たな土台形成の年として定義するならば、環境に恵まれ、また、スタッフ一人ひとりの創意工夫が実り、多様なサービス開発を実現できたという意味では将来に明るい材料を残すことになりました。
しかしながら、今後の課題も多く存在いたします。すでに組織が150名を超えており、有機的な組織に向けてさらに改革する必要を感じます。また、本社移転を行ったにもかかわらず、さらに増床する必要性に追われております。その他にも人材の確保、人材の教育システムに関しましては待ったなしの施策を実行する必要性が存在します。
このような課題も残しながらも、顧客企業様の温かいご支援をいただきまして、ここに年末を迎えることができました。皆様に深く感謝申し上げます。
来年も弊社は独自路線を貫き、ミツエーらしいソリューションを皆様にご提供していきたいと考えております。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
年末は28日まで。年始の営業開始日は、1月5日です。
それでは、楽しい年末年始を!
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