年末のご挨拶
取締役 木達 一仁2013年の最終営業日を迎えました。社員一同を代表しまして、顧客の皆様に心より御礼申し上げます。年間を通じてのご愛顧、誠にありがとうございました。
Webデザインにおいて今年注目を浴びたトレンドといえば、フラットデザイン、シングルページデザイン、フルスクリーンデザインあたりでしょうか。依然としてレスポンシブWebデザイン(Responsive Web Design、以下「RWD」)への注目度も高く、当社サイトのアクセス解析結果を見ましても、RWDのサービスページが年間を通じて上位に位置していたのは、メールニュースでお知らせしてきた通りです。
もう少し細かなテクニックのお話としては、フラットデザインに端を発するシンプルかつクリーンなビジュアルデザインであったり、スクロール動作やアニメーションをうまく取り入れた表現が、存在感を増してきたように思います。また多くのサイトにおいて、タッチスクリーンへの対応が文字の大きさや行の高さ、ボタン類のサイズに如実に顕われるようになったと感じます。
そうしたトレンドは、当然ながらWebサイトへのアクセスに用いられるデバイスと無関係ではなく、デスクトップPCやノートPCからスマートフォン、タブレット型デバイスへと徐々にシフトしてきた結果と捉えることができます。PCの出荷台数は減少傾向にあり、特に一般家庭においてその傾向が顕著との報道がありますから、スマートデバイスでの見やすさ、使いやすさを実現するためのトレンドなりテクニックというのは、2014年も引き続き注目され、また普及していくことでしょう。
私の今年の活動を振り返りますと、マルチデバイス対応 解説セミナーの開催もその一つでありますが、顧客の皆様のサイトをいかにしてさまざまなデバイスへ対応させるか、に取り組んできました。マルチデバイス対応の本質をアクセシビリティの確保とマルチスクリーン・デザインの二点と捉え、両者における品質向上に注力。前者については、2010年4月より継続しているウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン (WCAG) 2.0への標準対応のための社内体制強化を実施。後者についてはニュースリリース「マルチスクリーン・デザインの標準提供開始について」にある通りです。
来年には Google Glass の一般向けの発売が噂されるなど、ウェアラブルデバイスが普及し始める可能性があります。来る2014年におきましてもポストPCの時代、マルチデバイスの時代に相応しいWebデザインをご提供できるよう、引き続き努力して参る所存です。顧客の皆様におかれましては、より一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、年始の営業は1月6日からとなります。
良い新年をお迎えください。
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