人と会社がともに成長する環境を目指して
取締役執行役員(CFO兼CHRO) 野中 太郎2025年1月、当社は今後3年間の方向性を示す「中期経営計画」を策定し、現在は部門ごとに設定された目標の達成に向けて、さまざまな取り組みを進めています。私が担当しているコーポレートガバナンス部門では、「人と会社がともに、継続的に成長し続けられる環境を整える」を大きな方針として、その実現に向けて多角的な取り組みを推進しています。
本コラムでは、この4月から新たにスタートした取り組みを中心に今後の展望も交えてご紹介します。
リモートワークの利用ルールの拡充
当社は、コロナ禍をきっかけにリモートワークを導入し、その後も「週に1回、自宅での勤務が可能」として継続して活用してきました。しかし、より柔軟に利用できるようにしてほしいとの声が寄せられ、この4月からリモートワークの利用ルール見直しを実施。多様なライフスタイルや個別の事情に寄り添える仕組みへとアップデートを行いました。
新しいルールでは、週1回のリモートワークに加え、本人の病気や怪我、ご家族の看護や介護、ご家族の慶弔行事、国内休暇時などでも利用できるようになりました。
例えば、妊娠中の体調不良で通勤に不安を感じる、ご実家で介護をしながら仕事を続けたい、旅行先でワーケーションを行いたい、といった場合にリモートを活用することが可能です。
フレックス制度の導入
勤務時間についても柔軟性を高めるため、今年の夏をめどに「フレックス制度」の導入が予定されています。ライフスタイルに合わせて始業・就業時間が自分で選択可能になるので、通院やお子さまの送迎などに柔軟に対応できるなど、ワークライフバランスが取りやすくなるのではないでしょうか。
時間に縛られすぎず、パフォーマンスが最大化される働き方の実現を後押しする大きな一歩になると考えています。
部活動の支援
スタッフ間のコミュニケーションの活性化も、企業の成長に欠かせない要素の1つです。
そこで、これまでスタッフが自主的に集う形で行われていた部活動について、申請があった活動は会社として公式に認定し、一定の活動費を支援する取り組みをスタートしました。公式な部活動となることで、社内ツールを活用したメンバーの募集を行いやすくなるなど、部署を超えた交流の促進や、業務以外での人と人とのつながりの深化に寄与できると考えています。
目標管理制度の導入
これまで当社の評価制度は、「コンピテンシー評価」や「スキル評価」を軸にしてきましたが、今期から新たに「目標管理制度」を導入しました。この制度は、個人が自ら設定した目標に対して、どれだけ達成できたかを評価する仕組みです。目標への取り組み方やその成果が可視化されることで、評価の透明性や納得感が高まり、努力が正当に報われる仕組みづくりを目指しています。
部署単位の成果に加えて、個々のチャレンジや工夫がこれまでよりも明確に評価に加わることになります。主体的に働く人材を後押しし、挑戦を応援する企業文化の醸成につなげていきたいと考えています。
まとめ
これまでご紹介してきたとおり、現在は「働きやすさ」や「家庭との両立」、「評価制度の見直し」といった側面に重点を置いた施策に取り組んでいます。これに加えて、今後は学習支援策の見直しやキャリアプランの新たな仕組みの導入を通じて、一人一人のパフォーマンス最大化や、キャリアアップを後押ししていきます。
私たちは、個人の成長が組織の力を高め、ひいては会社全体の進化につながると考えています。働きやすいと感じていただけるだけでなく、「ここで働くことが成長につながる」と実感していただける、そんな環境づくりに、これからも継続的に取り組んでまいります。働きやすさと成長の両立を目指し、挑戦し続けるミツエーリンクスのこれからに、ぜひご期待ください。
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