Web担当者のためのHTML再入門

Web担当者という立場で、日常的にHTMLを書いている方は、少数派でしょう。多くの場合、フロントエンド・エンジニアといった肩書きの方や、あるいはWebサイトの構築・運用を外注されているのであれば、当社のようなWeb制作会社がHTMLを書いているはずです。CMSを利用しておりHTMLに触れる機会が一切ない、というWeb担当者もいらっしゃるでしょう。

そうでありながら、Webコンテンツの実装の良し悪しをWeb担当者が判断しなければならない場面は、少なからずあります。切り口がアクセシビリティにせよ検索エンジン最適化（SEO：Search Engine Optimization）にせよ、良し悪しを判断するのにHTMLの知識は一定程度、Web担当者にも求められます。

本セミナーでは、HTMLに対する理解を深め、またHTMLの知識をアップデートするきっかけとして、Web担当者の皆様に知っていただきたい内容を90分に凝縮してお伝えします。

HTMLとは、HyperText Markup Languageの略語であり、Webコンテンツを制作する際に必ずといってよいほど使用する言語です。

複数の文書を関連付け、行き来できるようにする仕組みを「ハイパーテキスト」と呼びます。これをインターネット上に展開したWebにおいて、ブラウザなどのソフトウェアがコンテンツを適切に処理できるよう、タグと呼ばれる印（＝マーク）をコンテンツに加える（＝マークアップ）際に用いるのが、HTMLです。

Web担当者であれば、どのような種類のタグが存在するかなど、HTMLの知識をある程度お持ちでしょう。しかし、日常的にHTMLを読み書きする必要がなければ、HTMLについて理解を深める、ないしHTMLの知識をアップデートする機会に乏しいのではないでしょうか。

そのいっぽう、アクセシビリティやSEOなど、Webコンテンツが備える品質について、Web担当者の立場で良し悪しを判断する機会は、少なからずあります。HTMLで作られたWebコンテンツであれば当然、HTMLについて少しでも詳しいほうが、確かな判断を下すことができます。

そこで今回、企業のWeb担当者の皆様に向け、「再入門」と銘打ちHTMLに特化したセミナーを企画・開催いたします。90分という限られた時間でHTMLのすべてを紹介することは不可能ですが、要点を絞って解説します。

ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。