Webプッシュ通知
スマートフォンが日常生活のあらゆるシーンに溶け込むまで普及した結果、ユーザーはいつでも・どこでもWebサイトを利用できるようになりました。
ユーザー側からすると、時間や場所の制約なくWebサイトを利用できるようになったことで、得られる情報の鮮度が重要となります。逆に情報を提供する側からすると、最新の情報をタイムリーに届けることができれば、コンバージョン率の向上が期待できます。
ユーザーがWebサイトにアクセスするのを受動的に待つのではなく、ユーザーにWebサイトの情報を能動的に届ける手段として、Webプッシュ通知があります。Webプッシュ通知は、ユーザーがWebブラウザを閉じていてもコンテンツの更新や追加を通知できるため、ECサイトのタイムセール情報やBlogの更新情報、空席情報や緊急性のある情報など、活用の幅は多岐にわたるでしょう。
サービス概要
Webプッシュ通知とは
Webサイトを訪問した際、以後のWebプッシュ通知をユーザーが許可することで、ブラウザを閉じていてもユーザーに通知を届けることができるようになります。プッシュ通知はかつて、ネイティブアプリ独自の機能でしたが、Service Workerと呼ばれるAPIの登場により、Webサイトでも実現可能になりました。
Webプッシュ通知のメリット
プッシュ通知を実現するためのネイティブアプリを開発・提供、あるいはメールマガジンの類を発行することなく、最新情報を必要とするユーザーに対して、Webサイトからタイムリーにコンテンツの更新や追加を通知でき、コンバージョン率の向上が期待できます。
サービス特長
JavaScriptを用いてWebブラウザにService Workerをインストールし、ユーザーがWebサイトにアクセスしていなくてもリアルタイムに通知を受け取れる環境を構築します。通知に表示されるURLはお客様固有のドメインを用いるため、信頼性の高いWebプッシュ通知が提供できます。
また本サービスをアクセス解析やPWA対応などの他のサービスと組み合わせ、より効果的に導入・運用していただくこともできます。
サービス詳細
基本機能
Service Worker APIに対応したデバイスを対象として、定型文をプッシュ通知で配信するための環境を構築します。
Firebaseの利用
本サービスでは、Googleが提供する Firebase を利用します。
Firebaseとは、データの管理やログイン機能などのサーバー機能をクラウドサービスとして提供している、BaaS(Backend as a Service)のひとつです。Firebaseを利用することで、必要なコストを下げつつ、スピーディーにWebプッシュ通知を開発・実装します。
Firebaseは別途、お客さまにご契約をしていただく必要がありますが、データ量などのご要件に応じて料金プランを選択できるほか、無料でご利用いただけるプランもございます。
オプション
通知内容のカスタマイズ
定型文ではなく、通知内容を任意で変更することができます。また、通知を行った内容を保存しておき、再利用することも可能です。
通知タイミングのカスタマイズ
指定した日時の通知、あるいはRSSやAtomなどのフィードの更新と連携させての自動通知など、ご要望の通知タイミングに合わせて配信環境を構築します。
サービスフロー
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要件定義
- Firebaseご利用プランの選定
- プッシュ通知方式の選定
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構築・実装
- Firebaseの設定
- プッシュ通知機能の実装
- プッシュ通知送信画面の実装
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検品
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ご納品
サービスに関するお問い合わせ・ご相談・お見積もり依頼
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