プロジェクトと現場を結ぶプロジェクト支援
戦略支援チーム 森 ゆきCOOを迎え、ミツエーリンクスは今、新たなステージを目指そうとしています。社内外に向けた多くのプロジェクトが企画され、実施のタイミングが測られています。そんな中、社内環境の変化が社員の仕事と心に与えるインパクトを上手にマネジメントする。これは、今後ミツエーリンクスが、会社全体で成長して行くために必須であると戦略支援チームは考えます。
現場に掛かる負荷のマネージメント
新たなステージに向けて、弊社では先日、組織変更が実施されました。より質の高い成果物をより短期間で制作・開発し、お客様からより高い評価を頂くための体制作り。多くの社員が、新しいミッションを与えられ、その達成に向けて計画を策定中です。
しかし、ただ単に人員の配置を換えただけでは、実際の所何も変わらないものです。お客様からのご要望への対応は途切れることなく行っていかなければならず、その忙しさにかまけて新しいミッションは後回し、そして徐々に忘れられて行き、半年後には、「そんな話もあったっけ?」なんて事にもなりかねません。
業務フローの改善、各種フォーマットの統一、過去のデータベースの整理、データベース構築体制の見直し、サービス内容の改善、商品の新規開発、その他、今すぐにでも実施したい事が山のようにあります。まずは、これら1つ1つを明確にプロジェクトとして定義し、ゴールを決め、プロジェクトメンバーを指名し、いつまでにどのように進めて行くのかのプロジェクト計画を立てなければなりません。そして、現場スタッフに負荷を掛け過ぎないよう、主業務と両立出来る範囲とタイミングを見極め、社内プロジェクトの進行を調整をして行く必要があります。
「100名しか」と「100名も」
そうは言え、社員数たった100名しかいない中で、主業務に負の影響を及ぼすことなくこれだけのプロジェクトをこなすのは容易ではありません。あれもこれもと言う訳にはいかない。どこから手をつけるか。理想と現実、効率やリスクをしっかりと考慮した上で、プロジェクト実施の優先順位を付けなければなりません。また、プロジェクトを実施して達成した状態を、維持、更には継続的改善をして行くために、その状態が全社に浸透するまで教育や援助が必要です。社員数が100名もいる中で、全員が同じツールを使い、同じ方向に進んで行く事は容易ではありません。
「100名しかいない」と思ったり、「100名もいる」と思ったり、いずれにしても、我々は100名全員で進んで行かなければなりません。
満たされた心で納得の行くものを創るために
上記の通り弊社では、制作・開発そのものの業務以外にも、これから社内プロジェクトとして実施して行かなければならない事がたくさんあり、今まで以上に効率的な作業が必要となります。しかし、クリエイティブな部分を安易に効率化してはいけない。我々の本来業務は、工場のラインのように、一定の規格通りに同じ物を作って行くものではありません。それぞれのお客様にご満足いただける物を生み出すために必要なものは、効率ではありません。創り手が心に余裕を持ち、満たされた気持ちで制作・開発にのぞむ事が大切です。何かに追われて、疲れ切った心身では、価値の高いものを創り出すことは難しいでしょう。
プロジェクトリーダーたちにとって、各自に課せたれたプロジェクトを遂行しながら現場のバランスを保つのは、とても大変な事です。無理なく確実に進んで行くために、プロジェクト支援が求められています。戦略支援チームは、プロジェクトリーダーの支援をしながら、プロジェクトの進行と現場との間にギャップが生じないよう、業務とモチベーションの両面に対しサポートして行きます。
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