ホットコミュニケーション:「共有」するということ
アウトソーシング事業部 成瀬 功いつしか1年。社内からの意外な声
ミツエーリンクスの実績紹介の一環として始まった「ホットコミュニケーション」も、まもなく13回目が公開されます。気がつけば、2003年7月から1年間に渡って13もの企業を「突撃」し、弊社とのコミュニケーションに関する率直なご意見を伺ってきました。開始当初はその意図を「突撃隊」である私すら理解が及ばず、もうひとりの隊員、望月と意見を飛ばし合うこともしばしばでした。
それがいつしか、「ホットコミュニケーション」の認知は広まり、社内からも「今度はここを突撃して欲しい」という声が上がるようになりました。それは、この連載には当初の目的とは少し違った、意外な効果があることを教えてくれました。
コミュニケーションの意味
弊社とクライアント企業様のお付き合いを、人と人、という視線に立って『紹介』するのが「ホットコミュニケーション」の目的でしたが、その対象と想定されていたのは、ミツエーリンクスに興味を持っている一般企業の方々、延いては「未来のクライアント企業様」でした。ところが、連載が重なるにつれて聞こえてくる反響は、「こんな風に感じてくださっていたのか」「やっぱりここを気にされていたのか」という、社内スタッフの喜びとも反省とも取れるさまざまな声でした。
「コミュニケーション」とは、ラテン語の「コミュニカーレ(communicare:共有する)」を語源に持つと言われます。人と人が思いを「共有」することがコミュニケーションとするならば、「ホットコミュニケーション」は弊社スタッフとクライアント企業様との、コミュニケーションの『実践の場』に他ならなかった、ということです。
第三者の視線を、新たな認識で
私は取材として「突撃」し、記事として書く際に、できるだけ第三者的な立場と視線を持つことを心がけてきました。それは、このコーナーが単なる「自画自讃」に終わることなく、社内に対しても他の企業様にとっても、ニュートラルな文章からミツエーリンクスとのお付き合いを想像していただきたかったからでした。
「ホットコミュニケーション」が『紹介』の場としてだけでなく『実践』の場でもあるならば、いまホットコミュニケーション突撃隊はそれを認識し、新たな気持ちで向かわなければならないと感じます。正しいコミュニケーションを実現させるに相応しい姿勢で、クライアント企業様の声を受け止め、社内スタッフへ伝えていかなければならないと感じます。
評価は今後の期待。真摯な姿勢をその先へ
これまでにお伺いした企業様からは、さまざまなお声を頂戴いたしました。「仕事が速い」「安定したクオリティを提供する」「提案力がある」というご評価は、とても貴重で代え難い報酬として頂きながら、私たちはさらにその先を期待されていることを真摯に認識しなければなりません。「ホットコミュニケーション」において頂いたお言葉は、過去の評価としてだけでなく、先への要望として受け止め、活かさなければなりません。それを両者が『共有』し、次の行動へつなぐことが「ホットコミュニケーション」の意味であると、突撃隊も認識を新たにしなければなりません。
弊社の勝手なお願いを快く聞き入れていただき、「突撃」をお許しくださった企業様、ご担当者様各位に対して、この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。これからも元気で無鉄砲な突撃隊は、ますます意気揚々に走って参ります。皆様のご愛顧、ご協力のほどを、よろしくお願い申し上げます。
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