「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」を終えて
第二事業部 第二部 シニアプロデューサー 田口 公章2017年5月19日と6月23日の2回にわたり「【初級者向け】Google アナリティクス活用セミナー」を開催しました。多くのかたにご参加いただいたことに対し、この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
なぜGoogle アナリティクス等をおすすめするか?
セミナーではGoogle アナリティクスの動作方式やフィルタ、目標設定、プライバシーポリシーへの記載について等の基本的なお話からセグメント分析やWeb UI以外のデータ抽出方法など応用的な内容も少しお話させていただきました。
当社がなぜGoogle アナリティクスなどの利用をおすすめしているかというと、データ主導の意思決定、データ主導でのデジタルマーケティングを推進するためです。
近年、データ分析~施策までの期間を短くし、高速なPDCAサイクルを何度もまわしてサイトの品質を向上させてゆくといった、地道で継続的なアクションが求められています。これを実行するためには高機能なアナリティクスツール、タグマネジメントシステム、A/Bテストツール、デジタル・ダッシュボードなどを組み合わせて使いながら仮説立案から施策の実行までをやりきり、それを繰り返してゆかなければなりません。こうしたアクションを、セミナーでご紹介したGoogle アナリティクスやタグマネージャ、オプティマイズ、データスタジオといったツール群が基盤となって支えます。
「必要だが対応できていない」という課題
データ主導の意思決定、データ主導でのデジタルマーケティングを迅速に実行してゆくためには、正確なデータをリアルタイムに収集し、いつでも利用可能な状態になっていることが前提になってきます。そのためには、Google アナリティクス利用の早い段階で基本設定が抜け漏れなく正確に行われていることが必要ですし、他のツールについても初期設定が完了していることが必須です。
セミナーにご参加いただいたかた向け(抽選)に「無料設定診断」を提供させていただいたのですが、拝見すると必要な設定に一部欠落があったり、設定が間違っていて意図した効果を得られていないといった状況が散見されました。これはつまり、今手元にあるデータが不正確な可能性があり、すぐにはデジタルマーケティング推進の具体的なアクションにつなげることができないことを意味します。大変もったいないことです。今回のセミナーを通じ、一刻も早くデータ主導のデジタルマーケティングを実行するためのスタートラインに立っていただきたいという思いを強くしています。
デジタルマーケティングの推進は二人三脚で
デジタルマーケティングの推進といってもカバー範囲が幅広くやるべくことは多岐にわたります。デジタルマーケティングの戦略立案から実行、効果測定まですべてお客様社内の内製で完結できるのが理想かもしれませんが、そこに投入できる人的リソースや必要なスキル、時間をすべて用意できる組織はそう多くはないでしょう。
もし難しそうであれば、ぜひ私たちに手伝わせてください。お客様ご自身で実行できる部分もあれば、私どもがお手伝いできる部分も多いと思います。お客様社内での体制に加えて私どものようなパートナーの力もうまく組み合わせながら、お客様とともに二人三脚で成果を挙げてゆきたいと考えています。
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