Webサイト運用の最前線へ 新設部署「オペレーションセンター」が目指すもの
オペレーションセンター 矢野 正満現代のビジネスにおいて、Webサイトは単なる情報発信のツールにとどまらず、顧客接点を創り、売上やブランド価値を支える重要な基盤です。しかし一方で、Webサイト運用の現場では、多くの企業が共通する課題を抱えています。例えば以下のような内容です。
- 専門人材の不足:制作作業・技術解決やアクセス解析が満足に行えず、施策が遅れ売り上げや認知拡大の機会を逃している
- 属人化:特定の担当者にナレッジが集中し、業務が非効率であるとともに運用がストップするリスクを抱えている
- 非効率なプロセス:冗長な確認作業や古いツールに頼った運用になっており、戦略的な施策が後回しになっている
これらの課題を放置すれば、Webサイト運用のスピードとクオリティが低下し、競争力を失うリスクが高まります。そこで当社はこれらの運用の課題を解決するための専門部署、「オペレーションセンター」を立ち上げました。
オペレーションセンターが目指すもの
オペレーションセンターは、Webサイト運用に特化したプロフェッショナル組織です。この専門部隊では、以下の3つの柱を軸に、効率的かつ高品質な運用体制の構築を目指しています。
1. エンジニアリングによる運用課題の解決
運用の改善は、エンジニアリングを起点としたアプローチが効果的です。クロスブラウザを考慮したランディングページの制作をはじめ、サイト上で頻繁に使用する情報をJSON化したデータ可用性の向上、効率的なHTMLコーディング手順の確立など、頻繁に運用現場で発生する課題をエンジニアリングの力で解決します。
2. 運用の効率化と自動化
定型作業にはAIやRPAを最大限活用し、手作業を最小限に抑え、リソース最適化された体制をお客様にご提供します。また、標準化されたフローに基づく迅速な対応で、施策実行までのリードタイムを短縮します。
3. お客様との強固なパートナーシップ
単なる業務の遂行にとどまらずお客様との関係性を深め、お客様が気付いていない課題や潜在的なニーズを洗い出し、事前に改善策をご提案することで、Webサイト運用を通じて事業目標の達成に向けた「伴走型パートナー」としての役割を果たします。
Webサイト運用の未来を共に創る
オペレーションセンターの目標は、単に運用効率を高めることではありません。私たちは、Webサイト運用のフィールドにおいて企業のビジネスを成功に導く「戦略的な運用ソリューション」をご提供することを目指しています。
運用はゴールではなく、ビジネス価値を創出するためのプロセスです。オペレーションセンターは、運用効率化と成果最大化の両輪を実現する伴走型のパートナーとして、これからお客様とともにWebサイト運用の未来を創り続けます。
セミナーのご案内
運用体制構築のポイントをご紹介するセミナーを開催します。中長期的に企業がWebサイトで競争力を失わないための運用体制構築のポイントや、エンジニアリングの重要性について詳しく解説します。運用課題の解決を目指すWebサイトのご担当者や、運用体制改善を検討している企業経営者の方も、情報収集の一環としてお気軽にご参加ください。
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