スクリーンリーダー トレーニング
視覚障害者の多くは、画面の内容を合成音声で読み上げるスクリーンリーダーと呼ばれるソフトウェアを使って、PCやスマートフォンを操作し、またWebにアクセスしています。
アクセシビリティが不十分なWebコンテンツにアクセスした際、特に大きな問題に直面しやすいのが、スクリーンリーダーの利用者であり、視覚障害者です。
しかし、視覚障害者がどのようにWebを利用しているのか、スクリーンリーダーの利用者がWebコンテンツでどのような問題に直面しているのかは、あまり知られていません。
Webサイト制作担当者が、そうした分野の知見を有し、またスクリーンリーダーの基本的な操作方法を知っておく必要性は、改正障害者差別解消法が施行されたことで、ますます高まっています。
本サービスでは、スクリーンリーダーの基本的な原理や機能についてお伝えするとともに、スクリーンリーダー利用時に発生する代表的な問題を検証・修正するために役立つ、実践的なハンズオンを提供します。
- ※ 本サービスは、Webサイト制作担当者を対象としています。Webサイト運用管理者を対象とした 検証サービス についても併せてご覧ください。
サービス概要
Webコンテンツを利用する際のスクリーンリーダーの操作方法について、複数回のトレーニングを提供します。トレーニングを受講することで、スクリーンリーダーの基礎的な利用方法から、スクリーンリーダーの利用者が直面しがちな問題の技術的な解決策までを学ぶことができます。
開催形式
- オンライン形式で実施。場所を問わず参加可能
- 1日2時間程度、3日間開催
想定するトレーニングの受講者
自社サービスや自社サイト、あるいは顧客サイトの制作を担当しており、以下のような課題を感じている方
- 担当するWebサイトについて、アクセシビリティの改善を検討したい
- スクリーンリーダーの使用経験が少なく、詳しい使用方法を知りたい
- スクリーンリーダーの利用者から改善要望を受け、対応を検討したい
想定対象者数
最大10人程度
サービス特長
- スクリーンリーダーに関する基礎知識から、スクリーンリーダー利用時に起こり得る代表的な問題の検証・修正方法まで、幅広く扱います。
- 講義に加えハンズオンを行うことで、スクリーンリーダーの読み上げや動作を参加者が実際に確認しながら学べるため、実践的に理解を深めることができます。
- 少人数制で丁寧に実施するので、内容がわからず取り残される心配はありません。
- 日常的にスクリーンリーダーを利用する全盲のアクセシビリティ・エンジニアがトレーニングを監修・担当し、スクリーンリーダー利用者とWebサイト制作担当者、双方の視点での学びを提供します。
サービス詳細
基本的なトレーニング内容の例を、以下に示します。トレーニングは、3日間(1日当たり2時間程度)を想定します。トレーニングで扱う題材などについては、ご要望に応じた調整、カスタマイズが可能です。
1日目:基礎編
- スクリーンリーダーの概要
- スクリーンリーダーの仕組み
- ハンズオン(基礎的な操作)
2日目:応用編
- スクリーンリーダーの機能
- ハンズオン(高度な操作)
3日目:検証編
- スクリーンリーダーで検証可能なWCAGの達成基準
- ハンズオン(スクリーンリーダーを用いたアクセシビリティ検証)
- よくある問題と解決策、問題の切り分け方
サービスフロー
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目的、内容へのご要望についてのヒアリング
受講目的、対象者、トレーニング内容などの詳細を確認します。
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準備
ヒアリング内容を踏まえ、資料やサンプルサイトを作成します。
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トレーニングの実施
トレーニングを実施し、また利用した資料を納品します。
サービスに関するお問い合わせ・ご相談・お見積もり依頼
サービスのご相談やお見積もり、事例についてなど、お気軽にお問い合わせください。
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