ブランド要素とは、他の商品(サービスも含む)との差異を明確にするための要素です。ブランドネーム、ロゴ、シンボル、キャラクター、スローガン、ジングル、パッケージのことです。ブランド・アイデンティティを表現するためにはブランド要素を適切に設定しなければなりません。また、ブランド要素同士はブランド・アイデンティティに則って相互に連関して設定される必要があります。ブランド階層がブランドの「整理棚」とすれば、ブランド要素はブランドという家を建てるための「建材」であると言えます。
参考文献
- 『ブランド要素の戦略論理』恩蔵直人・亀井昭宏編(早稲田大学出版部)