企業ブランドとは、コーポレートブランドとも表現しますが、日本では企業ブランドが強いようです。旧財閥系企業の場合、まず企業ブランドからスタートしている場合もあります。企業ブランドの構築、強化は商品購入時だけでなく、取引先や就職の選定にも強く関連し、社員のモチベーションにも影響を与えます。企業ブランドの強化は、商品開発・製造技術、営業マーケティングなどの企業活動の総合的成果であり、また出発点、核心でもあります。そして、強固な経営基盤、適切で不断の経営革新が前提条件となります。
参考文献
- 『コーポレートブランド経営』伊藤邦雄著(日本経済新聞社)