ひとつの企業の中のブランドを体系として整理します。そのために、ドライバー・ブランドとエンドーサー・ブランドの区分けをし、ブランド階層によってブランドの整理を行います。主な理由は2つあります。
- 野放図に各部門が個別ブランドを作ったり、サブブランドとして既存のブランドにリンクさせたりするとカニバリズム(共食い)や失敗の連鎖を生む恐れがあり、それを防がなくてはならない。
- 複数の商品やブランドのシナジー効果を高めることがブランドの強みを増すことになる。
参考文献
- 『ブランド優位の戦略』デービット・A・アーカー著、陶山計介他訳(ダイヤモンド社)