継続的改善とは、マネジメントシステムに特徴的な考え方です。組織は顧客の要望や規格の要求事項を元にして方針・目標を策定します。これを具体的に実現するために策定するのが手順です。さらに、この手順を遵守〜監視〜是正するプロセスから導き出される改善点を再び方針・目標に反映させていくという流れを総称して継続的改善といいます。組織が継続的改善していく体質を持ち、これを維持していくためには、マネジメントシステム運営に対する最高経営層の強いコミットメントが必要であり、これが組織全体に周知されている必要があります。