脆弱性とは、悪意あるユーザが不正な行為を行う際に利用する可能性のあるシステム上の欠陥や仕様上の問題点を言います。これらは、不必要なサービスの停止や適切なセキュリティパッチ等を該当システムに組み込むことで防ぐことが可能です。また、情報セキュリティマネジメント上では、脆弱性をリスクと同意で使用されている例もありますが、TR Q 0008:2003では、「リスクは事象の発生確率と事象の結果の組み合わせ」と定義されており、本人(又は企業・団体)にとって、好ましい結果もリスクと定義されています。その為、厳密には別の意味を持っています。