責任追及性とは、責任をとるべき本人を明確にすることです。インターネットでは、基本的には匿名性が確保されています。その為、インターネットを取引などで利用する場合は、その作業を行っているものが、その本人であるということを証明し、また問題が発生した場合には、その責任を追求されなければならないのです。責任追及性は、責任を追及すべき本人が特定できればいいので、その意味では本人の身元は、不明でも問題はありません。この一例として、RIAA(全米レコード協会)がIPアドレスのみを特定し、著作権違反者を相手取り訴訟に踏み切った「John Doe提訴」などが挙げられます。