Web担当者のためのピンポイント講座

WCAG 2.2 解説セミナー

「Web担当者のためのピンポイント講座」は、特定の分野に限定するぶん、Web担当者の皆様の業務により密接にリンクした内容をお届けする、45分間のオンラインセミナーです。

本セミナーでは、2023年10月に勧告されたW3C/WAIのアクセシビリティガイドライン、Web Content Accessibility Guidelines（WCAG）2.2について、バージョン2.1からの変更点を中心にお伝えします。

なお、本セミナーは2023年4月20日に開催されたセミナーの再演となります。

本セミナーについての注意事項

本セミナーはオンラインでの開催を予定しています。
本セミナー参加後アンケートにお答えいただいたお客様には、本セミナーのスライド資料と、オンデマンド視聴が可能な動画のURLをお送りします。振り返り等にお役立てください。ファイルの受け取りとオンデマンド視聴方法は、セミナー参加後に当社からお送りするメールに記載します。
本セミナーは、当社提供サービスのご紹介を目的として開催するものです。同業の企業様や個人の方、お勤め先の業種・業態等により、セミナーへの参加をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。

セミナー詳細

受講料	無料（事前申し込み制）
セミナー日時	2023年12月14日（木）15：00～15：45 終了
講師	株式会社ミツエーリンクスエグゼクティブ・フェロー木達一仁
場所	オンライン形式での開催です。受講方法は個別にご連絡します。
対象となるお客様	WCAG2を使ってアクセシビリティに取り組んでいる方 JIS X 8341-3を使ってアクセシビリティに取り組んでいる方 Webアクセシビリティの最新動向に興味のある方企業のWeb担当者 ※ 当社と同業の企業、および個人の方のお申し込みはご遠慮ください。
定員	60名様

セミナー講師からのメッセージ

株式会社ミツエーリンクス エグゼクティブ・フェロー 木達一仁: WCAG 2.2の策定は、たびたび遅延してきました。完成を見越して開催した本セミナーの初回では、まだ完成前だったため、歯切れの良い解説ができませんでした。再演とはいえ今回、確たる内容をお伝えすることができ、個人的に嬉しく思います。WCAG/JIS X 8341-3を活用していらっしゃるWeb担当者の皆様、ぜひご参加ください。

セミナーアジェンダ

WCAG 2.2の概要
新たに追加された達成基準
既存の達成基準における変更点
WCAGのこれから
質疑応答

※ 上記アジェンダの内容は、予告なく変更する場合があります。ご了承ください。

セミナー背景

世界中で利用されているWebコンテンツのアクセシビリティガイドライン、WCAG。そのバージョン2.0は2008年に勧告され（コラム「 WCAG 2.0勧告がもたらすWebアクセシビリティの新しい時代」参照）、2012年には国際規格のISO/IEC 40500となりました。日本の国内規格であるJIS X 8341-3は2016年、ISO標準に対し一致規格となるよう改正された結果、技術的にWCAG 2.0と同じ内容となっています（コラム「 JIS X 8341-3:2016の公示」参照）。

WCAGはその後、後継バージョンである2.1が2018年に勧告されています（コラム「 WCAG 2.1の勧告」参照）。これは2.0に対し、モバイルや弱視、認知・学習障害の各分野を強化すべく達成基準が追加されたものです。その流れを汲み、さらなる内容の充実を目指して策定されたのが、2023年10月に勧告されたバージョン2.2になります。

バージョン2.1と異なり、WCAG 2.2は、ISO標準化が予定されています。 WCAG 2 FAQ の記載によれば、既にその意向をISOとIECの合同技術委員会であるISO/IEC JTC 1に伝えているとのこと。ISO標準化の暁には、将来JIS X 8341-3が技術的にWCAG 2.2と同じ内容になる可能性があります。

非常に影響範囲が広いだけに、WCAG 2.2がどのような内容で完成したのか、気になるWeb担当者の方は少なくないでしょう。既にWCAG2やJIS X 8341-3を活用してWebアクセシビリティの向上に取り組んでいらっしゃるならば、なおさらです。

本セミナーでは、そういったWeb担当者の方に向け、WCAG 2.2に関する最新情報をお伝えするものです。ご多忙中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。